ダメージの位置

手脊髄損傷は、かなり大きな意味を持つ後遺障害です。場所と程度によって大きく分かれていくことになるため、等級も細かに分かれていくことになります。中枢神経の損傷が起きると、再生することはほぼ不可能です。現在の医術では再生させることができません。完治することがないことが、後遺障害に大きな影響を与えることになるでしょう。完全に元の通りに戻らなくて手も、一部だけでも再生することはあります。

まだよくわかっていない部分でもありますが、仮に再生したとしても、つながりが戻るわけではなく、以前と同じようにはならないことが重要です。つまり、今後神経細胞の再生ができたとしても、まだまだ回復できるところまでいくのは、相当先のことになるといえます。

等級を考えるうえでも、脳に近い位置で損傷が起きれば、それだけ重篤な症状を引き起こすことが特徴です。脳の信号が遮断される位置が高くなるため、麻痺も広範囲に広がります。そのため、損傷部位によって分類分けされるようになっており、頸部はC、胸部はT、腰部はL、仙部や骨盤はSで表し、そこに上から細かく番号が振られているのが特徴です。具体的な位置もわかりやすくされていることによって、後遺障害としても判断しやすくなっているといえるでしょう。


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